小田美恵子の秋田県議会報告
No.19 2003年8月10日発行
 
6月定例県議会を終えて 
 6月19日に招集された6月定例県議会が7月3日、15年度一般会計補正予算案や追加提案された副知事、出納長人事案など34議案を原案通り可決・同意した。
 また、請願2件を採択、議会提出の意見書案のうち5件を原案通り可決、2件を否決して閉会しました。
◎平成15年度一般会計補正予算案
  6月補正予算
  補正後の累計
  前年度6月補正後予算との対比
 24億58,111千円
 7,225億21,111千円

 ▲229億8,304千円
の減額

(3.1%減)
◎主な議案
 ○県議の報酬・知事ら県三役の給与を減額する条例
  下記の通り引き下げ
   知事の給与を月額 5%
   副知事の給与を月額3%
   出納長の給与を月額1%
   県議会議員報酬
   議長の給与を月額 5%
   副議長の給与を月額3%
   議員の給与を月額 1%

 ○県立高校設置条例の一部を改正する条例
  県立中学校設置条例

 ○秋田中央道路工事請負契約
  秋田中央道路(地下自専道)の工事契約を鹿島など6社による共同企業体と45億4,605万円で締結。
  工期18年3月まで
◎意 見 書
 ○真の三位一体改革実現
  地方が自らの判断で活力ある地域社会を実現できるように地方の実力を十分尊重した上での三位一体改革を要望
 ○医薬品の一般小売店での販売に反対
 ○株式会社の農地取得に反対
 ○ヤミ金融対策の新たな立方措置について
◎主な事業
※国庫補助事業
 ○介護保険財政安定化基金積立事業
負担割合 国1/3 県1/3 市町村1/3 3億25,135千円
 ○(新)重症急性呼吸器症候群(SARS)対策事業  補助率 国1/2 県1/2 15,664千円
 ○地域保健推進特別事業
  (新)乳幼児虐待予防ネットワーク推進事業
  (新)高齢者の心の健康づくり事業
  (新)食の健康づくり応援店事業
補助率 国10/10 7,372千円
 ○県産きのこ生産振興対策事業 補助率 国1/2  1億32,421千円
 ○商工会合併支援事業費補助金 補助率 国1/2 県1/2 3,000千円
※県単独事業
 ○(新)震度情報ネットワークシステム機能強化
 ○税務総合システム改修事業
 ○国際教養大学設置推進事業
 ○(新)厚生連病院施設整備助成事業
 ○稲作を主とする認定農業者経営安定事業
 ○(新)北海道・北東北三県合同シンガポール事務所設置事業
 ○中小企業振興資金等貸付事業
 ○韓国国際定期便利用促進事業
 ○CALS/EC整備事業(公共事業支援統合情報システム)
 ○県立中高一貫教育校(県北地区)整備事業
 ○緊急雇用創出特別基金事業(市町村事業)
〈継続費〉
 ○CALS/EC整備事業
〈債務負担行為〉
 ○税務総合システム改修事業
 ○中小企業振興資金貸付事業
〈特別会計〉
 ○環境保全センター事業特別会計
〈企業会計〉
 ○電気事業会計
 
 
12,495千円
76,510千円
23,135千円
1億26,025千円
54,040千円
16,659千円
45,158千円
18,000千円
69,073千円
5億86,300千円
97,415千円

2億32,782千円

69,545千円
7億5,000千円

10億26,000千円

収入▲2億72,805千円
支出▲50,583千円
(詳しくは事務所までお問い合せ下さい)

一般質問
6月24日(火)
 大 関   衛 氏(自 民 党)
 土 谷 勝 悦 氏(みらい21)
 加 藤 義 康 氏(新 生 会)
 宮 腰   誠 氏(社民・新しい風)
6月25日(水)
 柴 田 正 敏 氏(自 民 党)
 渡 部 英 治 氏(みらい21)
 淡 路 定 明 氏(民主・無ク)
 平 山 晴 彦 氏(自 民 党)
 各氏が県の危機管理対策・地方分種・少子化対策・市町村合併・秋田わか杉国体、木材産業の振興策、農業問題、教育問題等々について、力強く論を展開されました。

当該委員会から
◎総務企画委員会付託案件
 予算1件、条例5件
〔予 算〕
  議案第151号 平成15年度秋田県一般会計補正予算(第1号)
〔条 例〕
  ○県議会議員の報酬および費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例案
  ○職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案
  ○特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
  ○議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例案
  ○秋田県県税条例の一部を改正する条例案

私の視点から
  1. 長い議論の末、自民党も国際教養大学関連予算を含む補正予算を可決しました。
    但し、秋田一ソウル定期便を存続させる県費投入については、もっともっと議論のつめがあってもよかった。
    今議会でもソウル便対策予算4,455万円が可決されている。
  2. 5月末に出納閉鎖があり、県の会計課によれば、県財政は二年ぶりの赤字とのこと。
     地方交付税 6.8%の減
     国庫支出金 16.9%の減
     県税収入  12.7%の減である。
     でも県債発行は11.1%減で借金依存が少し改善されてきていると思う。最終予算額8,164億円、歳入決算額7,654億円、歳出決算額7,560億円。
     今後決算特別委員会も開かれるが、検証を通して力強い秋田県を模索していきたいものと思います。

 小田美恵子の県議会報告「ゆきわり草」/Copyright 2003 mieko oda.