小田美恵子の秋田県議会報告
No.20 2003年11月10日発行
 
9月定例県議会を終えて 
 9月18日に開会された9月定例県議会は52議案を可決、同意し10月3日に閉会しました。
可決された主な議案と意見書
◎15年度一般会計補正予算
  補 正 額
  補正後の累計
  前年度9月補正後予算との対比
13億94,590千円
7,239億15,701千円
▲246億46,212千円
              の追加

(3.3%減)
◎主な議案
○職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
国家公務員に準じ退職手当の支給水準を引き下げるとともに、人件費削減などのため早期退職の対象年齢を現行の「50歳以上」から「35歳以上」に拡大し、退職手当の割増率も12〜50%にアップする。
○国際教養大入学料徴収条例
来年4月に開学する国際教養大の入学料を県内者は28万2,000円、県外者は42万3,000円とし、入学検定料を一律1万7,000円とする。開学前の本年度に限り、県が徴収する。
○秋田中央道路工事請負契約
秋田中央道路(地下自専道)の工事を、県内建設会社の四社による共同企業体と19億5,300万円で契約する。工期は18年3月まで。
○県公営企業の設置に関する条例の一部を改正する条例
男鹿市の旧男鹿水族館と旧桜島荘の閉館に伴い、県企業局の事業である観光施設事業を廃止する。
○県青少年健全育成に関する条例の一部を改正する条例
◎意 見 書
 ○携帯電話の利便性向上と料金引き下げについて
 ○高額療養費の返還制度の改善について
 ○犯罪防止のための治安対策強化について
◎主な事業
※国庫補助事業
 ○放課後児童健全育成事業
  
小学生の健全育成活動を行う児童クラブの運営に対して助成する。
     実施主体:市町村 補助率:国1/3、県1/3
10,340千円
 ○重症急性呼吸器症候群(SARS)対策事業
     補助率:国1/2、県1/2  
9,059千円
 ○安全・安心あきたブランド確立推進事業
     事業主体:各農協等 補助率:国1/2〜1/3
36,500千円
 ○商工会合併支援事業費補助金
     事業主体:合併予定幹事商工会 補助率:国1/2、県1/2
4,500千円
※県単独事業
 ○(新)県立大学地域共同研究センター(仮称)推進事業
 ○秋田地域T]プロジェクト事業
 ○県工業団地企業導入促進事業補助金
 ○(新)高校生就職活動支援事業
 ○県単独砂防整備事業
 
4,007千円
74,869千円
1億94,580千円
13,321千円
27,630千円



 補助率 取得価格の30%
〈緊急雇用創生特別基金事業〉
 ○(新)生徒児童用リサイクルパソコン活用事業
  使用済みパソコンを整備し、リサイクルパソコンとして県内小中学校に無償配布
  整備台数:約1,800台 雇用人数:8人
 ○緊急雇用創出特別基金事業(市町村事業)
  緊急に対応すべき雇用、就業施策を実施する市町村に対して補助金を交付する。
84,037千円
〈継続費〉
 ○県立中高一貫教育校(県北地区)建設事業 総事業費:約50億円 (平成15年〜18年度)(特別会計)
 ○地域総合整備資金特別会計
  大湯温泉リゾート開発(株)の解散に伴い借入金の全額を繰上償還する。
10億15,960千円
〈企業会計〉
 ○病院事業会計 14,315千円
 ○観光施設事業会計 6,535千円
(詳しくは事務所までお問い合せ下さい)

一般質問
9月24日(水)
 鶴田 有司 氏(自民党)
 瀬田川栄一 氏(みらい21)
 木村 友勝 氏(新生会)
 金谷 信栄 氏(自民党)
9月25日(木)
 京野 公子 氏(いぶき)
 山内 梅良 氏(共産党)
 小田美恵子  (自民党)
 各氏が知事の政治姿勢、市町村合併、道州制、雇用、農業問題、男女共同参画社会の推進、介護保険制度、教育問題、治安対策について等活発に質問を展開されました。

当該委員会から
◎総務企画委員会付託案件
 予算 2件、条例 2件、その他 3件
〔予 算〕
 議案第185号 平成15年度秋田県一般会計補正予算(第2号)の関係部門
 議案第186号 平成15年度秋田県地域総合整備資金、特別会討補正予算(第1号)
〔条 例〕
 職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案
 国際教養大学入学科等徴収条例案
〔その他〕
 交通事故に係る和解について町の境界変更について
 財産の処分について

私の視点
  1. 秋田県の情報化推進の要となる秋田地域IXがまた故障しました。
    必要性も充実も期待されるとともに、厳しい財政の中投資額も多いので、十分に検証し、誤りなきようにしてもらいたい。
  2. 市町村合併も核論に入り、先進的存在であった、象潟、金浦、仁賀保三町の動向に微妙な動きがでてきました。また自立を示す町村も見えてきました。
    作業が峠にさしかかってきたのだなあと思います。だからこそ、原点をふりかえりながら、それでは何をめざしてこれから私達はこの地域で暮していくのか、いけるのかを急ぎながら慎重にお互いに問い直してみたいものと思います。

 小田美恵子の県議会報告「ゆきわり草」/Copyright 2003 mieko oda.