小田美恵子の秋田県議会報告
No.23 2004年8月10日発行
6月定例県議会を終えて 6月定例県議会 
 6月8日に開会された6月定例県議会は、県議の報酬、知事を含む三役の給与の減額措置を縦続する条例を盛り込んだ16年度一般会計補正予算案など52件を原案通り可決、認定し、6月23日に閉会しました。
可決された主な議案と意見
◎平成16年度6月補正予算
 補 正 額
 補正後の累計
 前年度6月補正予算との対比 
87億81,603干円
7,138億68,603千円
▲86億52,508千円

◎主な議案
 ○県議の報酬、知事を含む県三役の給与の減額措置を継続する条例
来年6月末まで
 知 事  月 額 5%
 副知事   〃  3%
 出納長   〃  1%
県 議 会
 議 長  月 額 5%
 副議長   〃  3%
 議 員   〃  1%
 ○県立高校設置条例の一部を改正する条例
  県立中学校設置条例の一部を改正する条例
  大館市に誕生する中高一貫校に関して発生 大館国際情報学院高校と同学院中学校
 ○訴訟の和解
  能代産業廃棄物処理センターをめぐる訴訟について環境対策協議会を設置することなどを条件に
  住民と和解
 ○秋田中央警察署(仮称)建築工事請負契約
  秋田市千秋明徳町に建設する工事契約 清水建設など4社による共同企業体
  15億75,000千円で締結 工期18年11月まで

◎意 見 書
 ○中山間地域等直接支払い制度の継続

◎主な事業
※一般会計事業
 1.一般公共事業
 2.国直轄事業負担金 
 3.国庫補助事業

▲14億10,514千円
64億36,797千円
 
   ○移動通信用鉄塔施設整備事業 58,526千円
    由利町鮎川地区 補助率 国1/2 県1/5
   ○老人保健施設等整備助成事業
   ○医療施設等施設整備事業
   ○(新)耕畜連携基盤整備実験事業
55,000千円
24,978千円
6,750千円
※県単独事業
 ○(新)総務事務センター(仮称)設置事業
 ○地域情報化推進モデル市町村支援事業
  (加入者系光ファイバー網整備 由利町、鳥海町)
 ○厚生連病院施設整備助成事業 平鹿総合病院
  総事業費
 ○県単治山事業
  (矢島町国道108号の被災箇所に隣接する
   保安林に設置されている治山施設補強)
 ○県単独道路整備事業 道路災害防除事業
  うち矢島町国道108号関連
 ○(新)秋田県幼保一体化推進事業

12,435千円
2億51,007千円

1億71,336千円
約129億円
1億68,000千円
 

9億51,700千円
7億15,700千円
2,000千円





(補助金総額 約48億円)
〈継 続 費〉
 ○生鼻崎第二トンネル(仮称)整備事業 20億00,000千円
〈債務負担行為〉 1億15,382千円
 ○自然公園等施設整備費(駒ヶ岳情報センター)
 ○農地保有合理化促進事業資金
(詳しくは事務所までお問い合せ下さい)

一般質問
6月14日(月)
 大 関  衛 氏(自 民 党)
 安 藤  豊 氏(みらい21)
 川 口  一 氏(新 生 会)
6月15日(火)
 柴 田 正 敏 氏(自 民 党)
 高 松 和 夫 氏(民主党・無所属クラブ)
 京 野 公 子 氏(い ぶ き)
 平 山 晴 彦 氏(自 民 党)
 知事の政治姿勢について、三位一体改革と行財政改革、農業問題、市町村合併、警察の「組織再編整備計画」について、企業の育成について、介護保険制度等々に関して、建設的な論議が展開されました。

当該委員会から
◎総務企画委員会付託案件
 議案11件、報告2件
〔報 告〕
 平成15年度一般会計補正予算専決処分報告の関係部門(報告第10号)
〔議 案〕
 平成16年度秋田県一般会計補正予算(第140号)の関係部門
〔その他〕
 ○秋田県標準事務関係手数料徴収条例の一部を改正する条例案要綱
 ○総務事務センター(仮称)の設置について
 ○秋田県県税に関する証明等手数料徴収条例の一部改正
 ○秋田わか杉国体について
 ○市町村及び町の境界変更について

私の視点から
  • 年金未加入問題で政治にかかわる人々が次々と取りざたされている中で、県にあってもOBの不祥事や知事の業者とのゴルフコンペのこと等を含み、不祥事防止マニュアルについての議論が総務企画委員会でもあり、さらに委員長報告に対しての本会議場での質疑ともなりました。県民には正確な情報をより早く、主人公は県民なのだから情報の受け手をきちんと意識した対応を基本にすべきだと思いました。
  • 6月定例県議会開会に当たり、知事は知事説明の中で、来年度からの行財政改革に対しいかなる状況にも耐え得る効率的な体制に向けて進めるという基本姿勢を表明されました。県においては平成11年3月に「秋田県行政改革大網」を策定し(平成11年度〜13年度)、つづいて第2期行政改革推進プログラム(平成14年〜16年)この終期に当たり、次期行革プログラムは新行財政改革推進プログラム(仮称)と銘打って検討が行なわれています。このような状況をタイムリーに県民に発信していくのも議員の仕事だと思います。
  • 大王製紙訴訟の敗訴をうけ県は控訴をしました。企業誘致のあり方について学びながら問題に向き合いたいと思います。
  • 市町村合併が、各地で大きな進展をみせています。お互いに痛みを分け合いながら、新市に向けて建設的な視点で取り組みたいと思います。
  • 次回県議選についても今、県議会議員定数等調査特別委員会で検討していますが、来年2月定例会で議員発議による議員定数等条例改正案の提出がなされ、新選挙区で実施の予定です。
    これからすべてが本番だと思います。

 小田美恵子の県議会報告「ゆきわり草」/Copyright 2004 mieko oda.