小田美恵子の秋田県議会報告
No.24 2004年10月25日発行
9月定例県議会を終えて 9月定例県議会 
9月14日に開会された9月定例県議会は、(新)農業・漁業災害対策資金利子補給事業、「ひとめぼれ」種子異品種混入対策事業等を盛り込んだ16年度一般会計補正予算案など54件を原案通り可決、認定し、10月1日閉会しました。
可決された主な議案と意見
◎平成16年度9月補正予算

 補正額
 補正後の累計
 補正予算財源



(特定財源)


(一般財源)


国 庫
県 債
その他
地方交付税

23億80,321千円
7,173億83,754千円
6億91,080千円
3億45,000千円
1億77,933千円
11億66,308千円

増額

◎主な議案
 ○職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例
 ○秋田県石油コンビナート等防災本部条例の一部を改正する条例
 ○秋田県薬局開設許可等手数料徴収条例の一部を改正する条例
 ○市町の廃置分合について

◎意見書
 ○台湾からの観光客に対する査証免除
 ○日本郵政公社の現行経営形態の堅持
 ○地球温暖化防止のための森林呼吸源対策の確実な推進

◎主な事業
※一般会計事業
1.一般公共事業
2.国庫補助事業

  ○地域連携推進事業
  ○(新)水田農業経営構造確立緊急対策事業

5億33,211千円
 
14,205千円
 56,721千円
   実施主体(農)種沢ファーム 補助率 国1/2(施設等)、国1/3(機械)
※県単独事業
 ○(新)農業・漁業災害対策資金利子補給事業 3,212千円 総融資枠 15億円
  (1)農業経営再建支援資金、漁業経営再建支援資金
     ○融資対象 主業農家、準主業農家
      漁業者のうち公庫災害
資金の借入だけでは不足する者
     ○貸付利率 1.00%
     ○融資限度額 個人200万円 法人1,000万円
     ○助成期間 6年以内

  (2)生産施設復旧支援資金
     ○融資対象 市町村長から災害認定を受けた農業者
     ○貸付利率 0.85%
     ○融資限度額 200万円
     ○助成期間 5年以内
 ○(新)緊急被災漁具対策事業
  ・交付先 県内各漁業協同組合
  ・補助率 1/3(上限50万円
 ○あきた地産地消推進事業
 ○(新)「ひとめぼれ」種子異品種混入対策事業
 ○(新)土砂崩落事故再発防止調査検討事業
  土砂崩落事故の発生を防止するため、
  矢島町国道108号と類似した法面の調査、点検方法の検討。
 ○企業立地促進事業
  本県にとって波及効果の大きい企業の立地を支援するため、
  設備投資に係る費用の一部を助成する。
  ・補助率 投資額の20%
7,000千円


5,747千円
54,755千円
17,091千円

  
4億46,400千円
〈継 続 費〉
 ○田沢湖スポーツセンター建設事業 13億91,154千円
〈債務負担行為〉
 ○(新)「ひとめぼれ」種子異品種混入対策事業
 ○(新)農業・漁業災害対策資金利子補給事業
1億38,323千円
54,463千円
(詳しくは事務所までお問い合せ下さい)

一般質問
9月21日(火)
 原   盛 一 氏(自民党)
 渡 部 英 治 氏(みらい21)
 渋 谷 正 敏 氏(新生会)
9月22日(水)
 鶴 田 有 司 氏(自民党)
 瀬田川 栄 一 氏(みらい21)
 宮 腰   誠 氏(社民党)
 小 田 美恵子  (自民党)
 各氏それぞれ地方分権について、県財政と三位一体改革、義務教育費の国庫負担金の削減について、少子・子育て対策、産業振興と零細事業者助成対策について、農林漁業の台風被害について、ひとめぼれの異品種混入問題等々について力強い質議が展開されました。

当該委員会から
◎総務企画委員会付託案件
 予算1件、条例4件、その他4件、報告1件 計10件
 〔議案〕
  ○平成16年度秋田県一般会計補正予算
  ○職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例案
  ○職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例案
  ○秋田県石油コンビナート等防災本部条例の一部を改正する条例案
  ○秋田県流域下水道設置条例及び秋田県立高等学校設置条例の一部を改正する条例案
  ○交通事故に係る和解について
  ○市町の廃置分合について
 〔報告〕
  ○知事等の給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例の専決処分報告

私の視点から
  • 先般全国知事会議において、義務教育費国庫負担金の廃止をはじめとする補助金の廃止削減とあわせて、3兆円規模の税源移譲を行うことを前提とした改革案を、地方6団体連名でとりまとめ、総理に提出された。
    このことについて私達は今後『地方に暮らす人』としてしっかり見据え、時には地方の声としてきちんと届けていくことをしなければならないと思います。たとえば三位一体改革の下での地方の社会資本整備のこと、義務教育費国庫負担金の廃止にともなう教育の地域間格差への危惧、また郵政民営化にともなう私達の暮らしの周辺の変化等々であります。
    過日、郵便うけに○○メール便の袋がさしこまれておりました。偶然と思いますが、5通のうち2通がよその方の封筒でした。この先本当に大丈夫だろうかと思いました。
  • 台風被害やひとめぼれの異品種混入等々、農林漁業に携わる人達が大きな痛手を受けています。秋田はこの産業の中から、力強い県民の前向きな意識を醸成していくことの大切さを思うのは私一人ではないと思います。担う人達とともに、走りすぎず、遅れすぎず、しっかりと伴走車になってこの険しい峠をこえていきたいと思います。

 小田美恵子の県議会報告「ゆきわり草」/Copyright 2004 mieko oda.